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仏教経典に関する基礎知識

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お釈迦様は待機説法(人を見て法を説く)で教えを説かれました。

お釈迦様の死後、その教えはもっぱら記憶や暗唱を頼りとして受け継がれたため、その散逸を防ぎ、異説の生じることを防いで教団の統一をはかる目的で、弟子たちが各自の伝聞にもとづく資料をもちよって聖典の編纂がなされました。(経・論・律の三蔵をまとめる)
それを結集(けつじゅう-samgiiti)といいます。

最初はパーリー語、後にサンスクリット語に翻訳され、三蔵法師がその仏典を持ち帰り中国語(漢文)に翻訳されたものが日本にもたらされました。

パーリー語聖典について

パーリー語で伝えられた原始仏教聖典のうち、経典を「経蔵」といい五つの部(ニカーヤ)に分かれている。戒律の集成として「律蔵」がある。

また経典の説明や注釈をまとめたものを「論蔵」という。
この経蔵、律蔵、論蔵をあわせて「三蔵」という。

これらのものが紀元後にサンスクリットに翻訳され、さらに漢訳されて「大蔵経」の中に収められているが必ずしも対応はしていない。

漢訳の「大蔵経」を日本語訳したものに「大正新修大蔵経」がある。
また「南伝大蔵経」ははパーリー語聖典を呼ぶことばだが、全七十冊で日本語に翻訳されたものも指す。

五部のニカーヤは次のように構成されている。
1:ディーガ・ニカーヤ(長部経典)〜長阿含経
2:マッジマ・ニカーヤ(中部経典)〜中阿含経
3:サンユッタ・ニカーヤ(相応部経典)〜雑阿含経
4:アングッタラ・ニカーヤ(増支部経典)〜増壱阿含経
5:クッダカ・ニカーヤ(小部経典)
ダンマパダ(法句)〜法句経
ウダーナ・ヴァルガ(感興偈)
スッタニパータ(経集)〜義足経
テーラガーター(長老偈)
テーリーガーター(長老尼偈)
ジャータカ(本生物語)など。

[出典:ブッダの人と思想 NHK Books(中村元)]

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